
国枝慎吾選手が2023年1月22日に自身のTwitterを通じて引退を発表しました。
車いすテニス界のレジェンドと言われる国枝慎吾選手は、車いす界を超えて、一般人でもその名前が知られるようになりましたよね。
特に、テニスの王者とも言われるロジャー・フェデラーが「日本には国枝がいるじゃないか」と言った名言はあまりにも有名ですよね。
そんな国枝慎吾選手ですが、引退後の活動は何をされるのでしょうか?
引退後はコーチや指導者という声が真っ先に聞こえてきそうですが、車いす界に携わるのは濃厚な気がします。
そんな中、国枝慎吾選手が車いすバスケットに転身?との噂もありましたので引退後の情報を探ってみました!
目次
国枝慎吾の引退後は
国枝慎吾選手が引退したあとの活動が気になるところです。
大半の人は、「絶対コーチでしょ」と思われると思いますが、意外に違うことも視野に入れているようです。
ひとつずつ紹介していきますね。
引退後①車いすバスケットへ転身
国枝慎吾選手の引退後として、噂になっているのが「車いすバスケット」への転身。
実は、国枝慎吾選手は自身のTwitterで車いすバスケットをしている様子を投稿しています。
🏀始めました?#車いすバスケットボール pic.twitter.com/ZkQvYtNJ5v
— 国枝慎吾/Shingo Kunieda (@shingokunieda) January 27, 2023
これには意外にも驚いたファンから、
- 上手すぎて車いすバスケットの選手みたい
- 元からバスケの選手にしか見えない
- 運動神経えぐい
- 新しいチャレンジ
- 車いすバスケに転身?
などとコメントが集まっていました。
現に、安直樹選手というジュニア時代から車いすバスケットのトップで活躍してきた選手も38歳のときに車いすバスケットを引退し、車いすフェンシングに転身しているという例もあります。
引退したスポーツから別のスポーツへ転身してるアスリートもいるので、もしかすると国枝慎吾選手もそのチェアワークやスポーツへの愛着から車いすバスケットへの転身もあるかもしれませんね。
引退後②車いすフェンシングへ転身
実はもうひとつ、国枝慎吾選手は、車いすでフェンシングもしている動画もありました。
🤺 #wheelchairfencing #フェンシング pic.twitter.com/ubx7n1UIMj
— 国枝慎吾/Shingo Kunieda (@shingokunieda) January 30, 2023
- どっちが国枝慎吾選手かわからない
- パラリンピックの参加期待してます
- ラケットとサーベルを持ち替えてほしい
など、こちらもコメントで期待の声がありました。
国枝慎吾選手は運動神経が抜群ですよね。
それもそうと、車いすテニスで世界一を獲っている人なので、車いす自体のチェアワークは、どの車いすスポーツにも適応出来ると思います。
もしかしたら本当に転身?と期待したいですね。
引退後③役者
これは意外や意外と思われるかもしれません。
国枝慎吾選手は車いすテニスの第一線で戦ってきたのに畑違いの役者に転身するのでは?とも囁かれています。
その理由として、2022年8月14日に放送されたTBS系ドラマ「オールドルーキー」にアスリートゲストとして出演されています。
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そのドラマ内で車いすに関係する物語の話の流れになった際、
「僕も出たい」
と思ったそう。
たまたま練習場の隣で福山翔大くんが車いすテニスの演技の練習をしていたのを見た時に、僕も出たいなという思いから今回出演させていただきました
引用元:クランクイン
と国枝慎吾選手は語っています。

ドラマに出たかったんですね!
いつでも挑戦する心は車いすテニスの中でも育まれたものなのでしょうか。
国枝慎吾選手は役者に転身する可能性は低いかもしれませんが、また同じように車いすが題材になったドラマや映画があれば出演される可能性もあるかもしれませんね。
引退後④車いすテニスのコーチ
やはり国枝慎吾選手は車いすテニスのコーチになる可能性が高いと言われています。
国枝慎吾選手は元から、
車いすテニスをプレーを通じて多くの人に知ってもらいたい
と、これが自分の使命と語っています。
さらに、
(プレーする)エネルギーは使い切ったが、テニスにお世話になった分の恩返しをするエネルギーは残っている
とも語っています。
9歳で脊髄損傷になり、車いす生活を余儀なくされた国枝慎吾選手は、自分を奮い立たせてくれた車いすテニスに恩返しがしたい思いが強いのでしょう。
さらに、過去には、何度か国枝慎吾選手が招待され、指導やコーチを行った機会もあったようです。
2022年7月3日にイギリスのロンドンで開かれた、若手車いすテニスプレイヤーを対象としたテニスクリニックに呼ばれたことがありました。
その際に国枝慎吾選手は、
これからも、未来を担う子供たちにとって憧れの存在であり続けることをモチベーションにして、キャリアを歩んでいきたいと思います
と答えています。
将来的には、子どもたちに指導するようなキャリアを積んでいきたい気持ちが現れていますね。
さらに日本でも、2022年11月12日に開かれたNEC+CHALLENGE PROJECT 「チャレンジイベント」というトップアスリートと一緒に挑戦を楽しむことで、誰もが夢や仲間ができる機会の中でも、国枝慎吾選手がコーチとなって車いすテニスを体験する指導を行ったとのこと。
その際にも、
純粋にスポーツとふれあう姿を見ると初心に返る。僕自身も改めて楽しんでやるということの大事さを学んだ
と国枝慎吾選手は答えており、スポーツと触れ合う大切さを伝えていきたい様子が言葉に現れていますね。
まだ明確には引退後の活動は発表されていませんが、おそらく車いすテニスのコーチが濃厚かと思われます。
国枝慎吾の引退後は車いすバスケ?コーチまとめ
いかがでしたでしょうか?
国枝慎吾選手の引退は寂しいですが、その後も車いす界に関わることは必至かと思います。
まだコーチや指導者としての姿を見られるのも楽しみですね!
筆者個人的には車いすバスケットへの転身を期待していますがどうでしょうか^^
まとめとして
- 国枝慎吾の引退後は車いすバスケットに転身の可能性もある
- 国枝慎吾の引退後は車いすフェンシングや役者も可能性はゼロではない
- 国枝慎吾の引退後は別の車いすテニスのコーチや指導者になるのが濃厚
実は国枝慎吾選手は、パラリンピックに出場した際に、
「僕は、パラリンピックはスポーツとしての魅力にこだわりたい。そうすることで、人々の考え方を変え、『障害のある人たちでもここまでできるんだ』とか『うわ、すごいな』と思うようになる。共生社会とか多様性とか、そんなことばがいらなくなることが一番の理想。世界がもっとシンプルに、競技を楽しめるようなパラリンピックになってほしい」
こんなことを話していました。
つまり、「障害がある人たちが健常者と変わらずにフラットになれる場を作りたい」ということではないでしょうか。
車いすテニスでは世界一でしたが、本来の国枝慎吾選手の目的は車いすを通して伝えたいことがあるように思います。
それが自分の使命とも感じているでしょう。
そんな国枝慎吾選手のことを温かく見守りながら、引退後の活躍にも注目していきたいと思います。。