日浦市郎八段は反マスク派!着けない理由がプライド高くてヤバい!

将棋界の日浦市郎八段の鼻出しマスクが話題になっています。

日浦市郎八段は、かの有名な羽生善治棋士に対して勝率が高かったことから「羽生キラー」と呼ばれていたほどの実力の持ち主です。

そんな日浦市郎八段が、度重なる「鼻マスク」にて、日本将棋連盟の規定を破ったとして3回も反則負けになっています。

日浦市郎八段がそこまで鼻マスクやノーマスクにこだわる理由は何なのでしょうか。

棋士はプライドが高いからとい噂もありますが…「反マスク派」とも言われる日浦市郎八段のマスク着用について調べてみました。

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日浦市郎八段は反マスク派!

将棋界を知らない人でも3度もマスクについて名前が出てきてしまえば、反マスク派と呼ばれても仕方がない日浦市郎八段。

 

そんな日浦市郎八段は、実力はあるものの、「鼻マスク」をしたとして、日本将棋連盟の規定を破り反則負けになった実例が3度目となりました。

  • 対局相手:平藤慎吾七段(2023年1月10日・1回目)
  • 対局相手:三枚堂達也七段(2023年2月1日・2回目)
  • 対局相手:村田顕弘六段(2023年2月7日・3回目)

今年に入り、日浦市郎八段の意地とも言えるような連続した「鼻マスク」が要因の反則負けが続いています。

 

そもそも、日本将棋連盟が掲げるマスクについての規定とは…

日本将棋連盟対局規定
  • 第1条
    対局者は、対局中は、一時的な場合を除き、マスク(原則として不織布)を着用しなければならない。但し、健康上やむを得ない理由があり、かつ、予め届け出て、常務会の承認を得た場合は、この限りではない。
  • 第3条
    対局者が第1条の規定に反したときは、対局規定第3章第8条冒頭各号の違反行為に準じる反則負けとする。但し、この反則負けには、同条第1項及び第3項は適用しない。
  • 第4条
    前条の反則負けの判定は立会人が行い、立会人がいない対局においては、対局規定第3章第9条第4項の順序に従い、立会人の任を代行するものが行う。この判定に不服がある対局者は、対局規定第3章第8条第6項に準じて、判定後1週間以内に、その内容を常務会に提訴することができる。

 

対局規定第3章第9条第3項に基づき、立会人が「正しいマスクの着用」を行うよう重ねて注意しましたが、日浦八段がこれに応じなかったため、立会人が臨時対局規定第3条及び第4条に基づき、日浦八段の反則負けを裁定しました。

引用元:日本将棋連盟

日浦市郎八段は「正しいマスクの着用」に応じなかったようですが、マスクについては賛否両論あると思いますので、もしかすると日浦市郎八段にも何か理由や事情があったのかもしれません。

 

ちなみに反マスクの定義は…

反マスク定義

反マスク(はんマスク)またはノーマスクとは、マスクの着用を拒否したり、着用の義務化に反対すること、またはそういった人々を指す。

反ワクチンや陰謀論と強く関係しており、新型コロナウイルス感染症のパンデミックにより表面化した分断の象徴の一つとされる

引用元:Wikipedia

としています。

 

日浦市郎八段は、このコロナ禍のパンデミックで考え方が反マスク派寄りになったのでしょうか。

 

芸能界や有名人でも、この反マスク派の人は一定数いて、

  • 猪瀬直樹
  • 加藤浩次
  • 高岡蒼甫
  • 堀江貴文
  • 三浦瑠麗

など、マスクについて、反論している人も多いようです。

 

そんな中で日浦市郎八段も同じような考えに至ったのでしょうか。

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日浦市郎八段の反マスクの理由

度重なる「鼻マスク」騒動で一躍有名になっている日浦市郎八段ですが、その反マスクについて持論もあるようです。

その理由を探ってみました。

反マスク理由①コロナのことを猛勉強

日浦市郎八段は、新型コロナのことに関して…

「コロナについてはかなり勉強した。私はマスクは感染予防に効果がないと考えている。だからマスクをつけないんです」

とのこと。

 

たしかに一時期は、マスクの隙間はウイルスを通すと言われ、ほとんど意味がないと言われた時期もありましたが…

 

様々な医療従事者が発信しているブログや病院のホームページを見てみると…

  • マスクの網目の大きさ 10~100μm
  • スギ花粉 20μm
  • ウイルス(インフルエンザ、コロナ) 0.1μm

 

この大きさの比較からマスクが全くの無効と書いているのを見かけますが、それは誤りです。

空気感染(飛沫核感染)するウイルスならその論理で良いのですが

インフルエンザやコロナの飛沫感染はウイルスに水分や埃が付着して飛んでいます。

飛沫とは5μm以上の大きさのことを言います。

(それ未満を飛沫核と呼びます)

マスクの網目の大きさより飛沫も小さいのですが、飛沫感染に関してもマスクで(全ては無理ですが)少しトラップ出来そうです。

理論的にはある程度は飛沫感染(エアロゾル)や接触感染を減らせそうです。

引用元:リーレクリニック大手町

マスクの効果について、当初は「自分が感染者であった場合、感染を広めないようにする効果は高いが、健康な人がマスクで感染を予防する効果は低い」と考えられていました。

マスクの網目の大きさを考えた時に、それよりはるかに小さいウイルスは防ぎきれないと思われていました。ところがコロナの感染ルートとして飛沫感染が大きな割合を示していることがわかり、その後スーパーコンピューター「富岳」によるシミュレーションが発表され、「飛沫の吸い込みを予防する」という部分でもマスクは結構効果があることが明らかになりました。

引用元:本通トータルヘルス内科クリニック

とのこと。

ちなみに、日本将棋連盟も推奨している不織布マスクが一番効果が高いとしています。

 

日浦市郎八段は、コロナのことを勉強したと発言していましたが、マスクについては、医療従事者が上記のような見解を出しています。

ここでは安易に日浦市郎八段を批判するわけではありませんが、もしかすると、マスクをしていても効果はあるのは知っていて、だけど、コロナウイルス自体はそんなに怖がることはないウイルスということを言いたかったのかもしれません。

 

そのため、反抗心といっては失礼ですが、コロナのことを調べ尽くして至った経緯だと考えられるので、一概に間違いではないとも言えますが、一応日本将棋連盟の規定があるため、棋士である以上はそこに従ってほしかったという気持ちも湧いてきますね。

反マスク理由②マスクは任意

日浦市郎八段は、

「そもそもマスクを着ける、着けないは国民にとって任意のはず。強制されるのは心外。新ルールが決まった後でマスクをして二局対局し、負けました。言い訳をするつもりはありませんがマスクを強制された影響はゼロではないと思います」

と発言しています。

 

日浦市郎八段はコロナ禍になってから日本将棋連盟の規定にマスク着用についての規定が追加されたあと2回敗戦をしています。

 

本人は言い訳とは言っていませんが、マスクをしていたことが原因だった可能性もゼロではないと考えているようです。

たしかに圧迫感のあるマスクを長時間つけることによって、頭に酸素が回らないというデメリットはあるでしょう。

日浦市郎八段は、対局中は集中するため、極力弊害のあるマスクを外したいといった思考だったと思われます。

 

実は、将棋界では反マスク派と呼ばれる人も多くいるそうで、

佐藤天彦九段もその一人で、日浦市郎八段と同じように対局中に長時間マスクを外していたことにより反則負けになっている経緯があります。

確かに、政府の発表では正確に言えばマスクの着用は任意です。

そこに強制される権利はありません。

しかし、日本将棋連盟で決めたことであればルールはルール。

 

よく例えで出ますが、将棋のルールとして「二歩」をすれば反則負けとなります。

そういったルール上で、競技を楽しむということが成り立ちます。

ルールを守るということは、相手には敬意をはらうことに繋がります。

 

しかも、日本将棋連盟に規定では、「一時的な場合を除き」「健康上やむを得ない理由があり」という一文を添えていることもあり、もし日浦市郎八段にやむを得ない理由があったのであれば、それを提示してほしかったとも思います。

いずれにしても、日浦市郎八段の独断による騒動になっている様子が垣間見えますね。。

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反マスク理由③プライドが高い

将棋で飯を食っていくというのも特異な人しか出来ない業界あるあるだと思います。

その上、日浦市郎八段は反則負けということをあえて見せびらかすようにして日本将棋連盟に何か訴えたかったのかもしれません。

 

マスクの問題でこれだけ紛糾するのも、各自が一国一城の主というプライドを持ち、強制を嫌う将棋界ならでは。

 

との噂も出ており、特異な気質の人が多い将棋界では珍しいことではないのかもしれません。

反マスク理由④元々人と違う考え方

日浦市郎八段は

公的な対局の際には殆どの棋士がスーツを着用して臨むが、日浦はクールビズで臨むことが多い

ほど、将棋界のイメージとは少しずれている感覚がある人という噂もあります。

 

決してクールビズがいけないとか、日浦市郎八段のことを否定しているわけではないのですが、厳格なイメージがある将棋の対局でも少しラフな格好だということでしょう。

 

つまり、もう少し、ルールをゆるくして欲しいといった願望の現れだったのかもしれません。

 

将棋界も若者の参加が低迷していると言われているので「スーツで真面目に」といったイメージを崩したかったのかもしれません。

また今の時代「多様性」という言葉も多用されることが多く、色んな価値観の人が入り混じって、それを認める世の中にしようという流れもあります。

 

そういった経緯からも、日浦市郎八段は、将棋界にも「マスクは任意でも良い」という流れを取り入れたかったのかもしれません。

いずれにしても、一応、将棋界のルールがあるため、そこは、ルールに従いつつ、マスク派と反マスク派の意見を取り入れつつ将棋界で一番落ち着く結論を出してもらえれば良かったのではないかと思います。

日浦市郎八段は反マスク派!着けない理由まとめ

いかがでしたでしょうか?

日浦市郎八段は実力があるにも関わらず、それを捨ててまで鼻マスクやノーマスクにこだわっていますね。

一概に日浦市郎八段を否定するわけではありませんが、コロナに関してはやはり長時間対局する将棋の場においてはリスクがあると思いますし、かといって日浦市郎八段が訴えている内容も理解出来ないわけでもありません。

 

まとめとして

  • 日浦市郎八段は将棋界では反マスク派と言われている
  • 日浦市郎八段の鼻マスクの理由はプライドが高いから
  • 日浦市郎八段の鼻マスクの理由はコロナを猛勉強したから

 

このマスク論に関しては、賛否両論ですが、やはりルール上は守った方が良いとの意見が多いように思います。

日浦市郎八段も鼻マスクをすることで、将棋界だけでなく世間に訴えたいことがあるのかもしれませんが、もう少しやり方をうまくしてもらえると良いですよね。

将棋界においては密接した空間なので、日本将棋連盟としてもマスクを推奨した方がリスクも下がり、無難に対局出来るという判断なのでしょう。

 

人の価値観は皆違うのは理解していますが、日浦市郎八段も、それを理解しつつ一番皆が納得出来る答えが出せると良いのではないでしょうか。

また日浦市郎八段やマスクのついて新しい情報が入りましたら追記していきますね。

最後までお読み頂きありがとうございました。

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