
元ソフトバンクの真砂勇介選手が2023年3月に開催されるWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)の中国代表に選ばれたことが発表されました。
日本人が中国代表?と噂も立っていますが、真砂勇介選手の両親が中国出身ということで、WBCの出場資格をを満たしていたそうです。
そんな真砂勇介選手は実は、2022年で所属していたソフトバンクから戦力外通告を受けていました。
それでも真砂勇介選手が中国代表に選ばれた理由が過去に日本代表だったこともあると噂になっていたので情報をまとめてみました!
目次
真砂勇介がWBC中国代表
2023年2月7日、元ソフトバンクホークスの真砂勇介選手がWBC中国代表に選ばれました!
真砂勇介選手とは…
- 名前:真砂勇介
- 生年月日:1994年5月4日(2023年現在28歳)
- 身長:185センチ
- 体重:85キロ
- ポジション:外野
- プロ入り:2012年ドラフト4位
- 出身校:京都府立城陽高等学校
- 利き腕:右投げ右打ち
- 所属:日立製作所(2023~)
真砂勇介選手が日本国籍でもWBC「中国代表」に選ばれたのは、両親が関係していました。
実は、WBCではオリンピックと違い、特有の規定があるそうです。
- 当該出場国の国籍を有すること
- 当該出場国の永住資格を有すること
- 当該出場国で出生していること
- 本人の両親のどちらかが当該出場国の国籍を有すること
- 本人の両親のどちらかが当該出場国で出生していること
- 当該国の国籍またはパスポートの取得資格があること
- 過去のWBCで当該国の最終ロースターに登録されたことがあること
WBCはオリンピックと違い
「各国にルーツを持つ人が出場することで、その国で応援する人が増えて欲しい」
ということも目的のひとつにあると言います。
真砂勇介選手は、両親のうち父親が中国国籍であり、WBCの規定条件を満たしていることになります。

今回のWBCでは、日本代表にアメリカ国籍のラーズ・ヌートバー選手が選ばれていますが、それと同じことですね。
ちなみに余談ですが、真砂勇介選手は中国代表になりますが、中国語を話せません。
日本代表に選ばれたラーズ・ヌートバー選手も逆に日本代表にも関わらず、ほとんど日本語を話せません(笑)

スポーツは言語を超えると言われているので、野球という競技においては、選手同士のコミュニケーションも大事と思いますが、国境を超えた触れ合いがWBCでも実現できると素晴らしいですよね。
真砂勇介が中国代表に選ばれた理由
残念ながら2022年にソフトバンクから戦力外通告を受けた真砂勇介選手ですが、中国代表に選ばれた理由が話題になっていました。
実は、真砂勇介選手はスゴい実力の持ち主だということがわかりました。
ソフトバンク時代は、柳田悠岐選手や陽岱鋼選手、糸井嘉男選手、中村晃選手など、豪華な外野手が揃っていたこともあり、実力がありつつもなかなか出場機会に恵まれなかったのが正直なところかと思います。
そんな真砂勇介選手が中国代表に選ばれた理由を書いていきますね!
理由①高校時代の成績
真砂勇介選手について調べたところ高校時代の成績が群を抜いていたので紹介しますね。
- 高校通算52本のホームラン
- 50メートル走6秒1の俊足
- 遠投105メートル
- 背筋力220キロ
この凄さは、数字だけで見てもわかると思いますが、プロに入ってからも2013年に行われた新人合同自主トレにて、体力測定の「5段立ち幅跳び」「メディシンボールの後ろ投げ」で10選手中トップの記録を計測したそうです。
真砂勇介選手は高校時代、残念ながら甲子園出場の夢は叶わなかったものの、それでもプロのドラフト会議で選出されたということは実力がなければ選ばれなかったことと思います。
当時プロに入る前の評判としても…
身体能力的なモノはドラフト候補レベルで、プロのスカウトが集まるのも十分なポテンシャルを持ち併せた選手
と当時からスゴい選手ということで名が知れていた真砂勇介選手だったようです。
理由②元日本代表
真砂勇介選手は、2016年にU-23(23歳以下)のワールドカップ日本代表に選ばれていたことがあります。
しかも、そのときの成績として…
- 全9試合4番で出場
- 打率3割8分7厘
- 打点14
- ホームラン4本
- 大会MVP
- ベストナイン
- 世界一に貢献
など、誰が見ても真砂勇介選手一色のヤバすぎる成績だったそうです。
当時、ソフトバンクで同じチームメイトだった笠原大芽選手からも、
「ホークスでもあいつがよく打ってくれて助かっている。頼りがいのあるチームメイトだと思っています」
と真砂勇介選手のことをべた褒めされていました。
当時のバッティングをしている動画が残っていたので載せておきますね。
理由③ミギータの愛称
真砂勇介選手は高校時代だけでなくプロに入ってからもその実力は認められています。
ソフトバンクのコーチを務めていた藤本博史コーチから、
「オマエすごいぞ。右のギータやな。ミギータや!」
とソフトバンクの主軸でもある柳田悠岐選手の通称でもある「ギータ」を真似て「ミギータ」と名付けたそうです。
そこから有名になり、出場の機会も増えていきました。
豪快なホームランが魅力的な真砂勇介選手ですね。
真砂勇介が中国代表に選ばれた理由は元日本代表まとめ
いかがでしたでしょうか?
真砂勇介選手、日本では出場機会に恵まれず、ソフトバンクの主力選手の影に隠れていたイメージですが、その実力はお墨付きのものでしたね。
2023年3月に始まるWBCですが、3月9日に東京ドームでの1次リーグB組初戦で真砂勇介選手が加わる中国と対戦します。
日本のプロに在籍したこともあり、日本の野球を知っている真砂勇介選手だけに、日本代表にどう立ち向かうか注目ですね!
まとめとして
- 真砂勇介選手がWBC中国代表に選ばれたのは父親が中国国籍だから
- 真砂勇介選手がWBC中国代表に選ばれた理由は元日本代表歴があるから
- 真砂勇介選手がWBC中国代表に選ばれた理由は「ミギータ」の愛称で実力もあるから
今回のWBCは国籍も違う選手もチラホラ見かけるので、それも楽しみのひとつですね!
真砂勇介選手がいる中国代表との対決がどうなるか、今からワクワクしますね!
最後までお読み頂きありがとうございました!