
2023年3月7日NHK党のガーシー議員が、自身のインスタグラムにて帰国しない旨を発表しました。
その理由については「時期尚早だと思った」と説明しつつも、「まだ見えない部分が多すぎる」などして、もとより噂されている不当逮捕の一件について、答えが出ていないといった内容の発言でした。
そんなガーシー議員が帰国出来ない本当の理由についてまとめてみました。
目次
ガーシーが帰国出来ない本当の理由3選
NHK党のガーシー議員は昨年の参議院選挙から初当選したにも関わらず、1度も国会に登院せず、「税金泥棒」などと言われる一方で「帰国しない」ことを正当化している一面もありました。
そんなガーシー議員ですが、国会法に基づいて「議場での陳謝」の懲罰処分が下され、その日程が2023年3月8日と近づいていましたが、その前日の3月7日に自身のインスタグラムにて「帰国しない」ことを明らかにしました。
ガーシー議員は、帰国出来ないことに関して、以前より不当逮捕の可能性もあるとして、帰国を拒んでいましたが、実際にその噂は本当なのでしょうか。
他にも考えられる帰国出来ない理由について迫ってみました。
ガーシーが帰国出来ない理由①不当逮捕
かねてより噂されているガーシー議員の不当逮捕。
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その噂は、ガーシー議員がYouTubeなどのネット上で著名人を中傷したなどして名誉毀損などの疑いで警視庁から任意の事情聴取を求められていたからです。
2023年1月にガーシー議員の自宅に家宅捜索が入り、逮捕される可能性も高いと言われていました。
しかし、逮捕までには時間がかかっているのか、いまだその真相は不明です。
ガーシー議員の逮捕理由として、芸能人や有名人、アーティストなどへの脅迫容疑や名誉毀損、詐欺容疑などの疑いがあるからです。
特に有名なのが、ガーシー議員が日本にいた頃、「オレがBTSに会わせたる」と何十人もの女性を騙していたこともあり、その被害総額は約4,000万とも言われています。
しかし、実はその前にガーシー議員は、バカラ(カジノゲーム)にハマり、持ち金を使い果たし、約3億円の負債を抱えているとも言います。
噂になっていた「BTS会わせたる詐欺」もその補填を担うものとして行っていたとされています。
そういった経緯からも、ガーシー議員本人からも
『詐欺容疑で警察による捜査が行われており、帰国すれば逮捕される恐れがあるため』
としています。
ガーシー議員は散々有名人の暴露をしてきたことで、逮捕される可能性も高いと思われますが、ガーシー議員の所属するNHK党からも「不当逮捕の可能性があるから帰国出来ない」と発言していたこともあり、もし任意の事情聴取に応じた際、正当な理由があればもちろん逮捕されることはないはずです。
しかし、なかなか帰国しないのも、もしかしたら思い当たる節があるからか?もしくは本当に不当逮捕で闇に葬られる可能性もあるからか。
真意の程はわかりませんが、この「不当逮捕の可能性があるため」帰国出来ないというのが一番濃厚な理由と思われます。
もしガーシー議員が帰国したとしても国会会期中が「不逮捕特権」が適用になると言われていますが、以下の場合は例外となるそうです。
- 現行犯逮捕
- 参議院が許諾した場合の逮捕
実際に、過去に逮捕された国会議員も…
- 金丸信(1993年・脱税)
- 中村喜四郎(1994年・あっせん収賄)
- 中尾栄一(2000年・受託収賄)
- 山本譲司(2000年・詐欺)
- 鈴木宗男(2002年・あっせん収賄)
- 辻元清美(2007年・詐欺)
- 西村眞悟(2005年・弁護士法違反)
- 石川知裕(2010年・政治資金規正法違反)
さらにガーシー議員に追い打ちをかける法規定として…
- 議員は招集日から7日以内に招集に応じること
- 正当な理由なく欠席を続けると懲罰を受ける
とのこと。。
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一般庶民からは、ガーシー議員が当選当初は「寝てる国会議員の頭を引っ叩く」と期待されていましたが、なかなか登院せず、その期待も少し薄らいできているように思う反面、議員としての最低限の規則やマナーは実行に移してほしいと願っている人も多いようですね。
ガーシーが帰国出来ない理由②報復・命の危険
ガーシー議員が帰国出来ない理由として「報復」や「命の危険」を感じているという噂があります。
これは、自業自得といっても仕方ありませんが…。
実際にガーシー議員は、2022年2月からYouTubeチャンネル「ガーシーch」を開設し、著名人、アーティスト、スポーツ選手、会社経営者、社長などをターゲットに数々の暴露話を披露してきました。
そんな中でガーシー議員本人の口からも…
誰かに命を狙われている
などと報復も怖がっている様子も聞かれているようです。
実際、芸能人や警察関係、マスコミ関係は繋がっている可能性があり、いつどこでどう狙われているかわかりません。
そのため、ガーシー議員本人もドバイに住んでいたり、身の安全を察してトルコにいたりと、帰国できない理由のひとつになっていると思われます。
ガーシーが帰国出来ない理由③歳費差し押さえ
ガーシー議員が帰国出来ない理由として「歳費差し押さえ」が囁かれています。
ガーシー議員は、参議院議員に当選したので、年間約2,000万を超える議員歳費を受け取れることになります。
しかし、実際にガーシー議員は日本に在住しておらず、ドバイに在住しているとのことなので、例え、名誉毀損などで訴えられ、仮に裁判で負けたとしても、資産の所在が不明のため、差し押さえられるということはなかったのですが、国会議員は歳費を差し押さえられることが出来るとのこと。
そのため、YouTubeからの収入が減ったり、先程も書いたように負債が多額に残っているであろうガーシー議員からすれば、この歳費は欲しいと思うところでしょう。
しかし、2023年3月7日にガーシー議員が帰国しないと発言した内容には…
「歳費はすべてN党にお預けしますということで僕自身は受け取る気はないと。すべてN党預かりにしようと思ってます」
「税金泥棒と言われたくないからこそ、歳費を戻しますし、それで一つまず国民の憂いが一つでも消えれば少しは怒りもおさまるのかなと思ってます。もちろん国会議員としての仕事は、日本に帰ったらしようと思ってます」引用元:Yahoo!ニュース
と釈明していて歳費が欲しいからという理由は帰国しない理由に繋がらないかもしれません。
ガーシー議員自身のインスタグラムでも最火についての発言をしていました。
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ガーシーが帰国出来ない本当の理由3選!不当逮捕の噂まとめ
いかがでしたでしょうか?
国会議員に当選してから物議を醸しているガーシー議員。
その存在は、今の政治家の中では、衝撃を与える存在になりえそうですが、まずは国会への登院を果たして欲しいと願っている人も多いと思います。
その中での「帰国しない」との判断は反感を買うに値してしまうと思います。
ガーシー議員本人もNHK党も考えがあってのことだったり、不当逮捕の可能性、報復や命の危険性のことも踏まえ、帰国しない、帰国出来ない理由となっているのかもしれませんね。
いずれにしても、期待もしつつ、ちょっとお騒がせなガーシー議員。
今後もその動向を追っていきたいと思います。
また新しい情報が入りましたら追記していきます。
最後までお読み頂きありがとうございました。