
2023年に入り、コオロギが食用になると話題になっています。
無印良品の「コオロギせんべい」をはじめ、Pascoの「コオロギパン」など、すでにコオロギ事業に取り組んでいる企業は多数あるそうです。
そんな中、「コオロギの外骨格に発がん性がある」と噂になっていました。
たしかにコオロギの危険性は謳われて来ていますが、実際のところはどうなのでしょう?
また噂では、酸化グラフェンとの関係も危惧されているとのことで、併せて情報を調べてみました!
目次
コオロギの外骨格に発がん性はある?
コオロギなどの昆虫食は、だんだん食料難になると予想される未来に向けての新しい食材として、その栄養価にも目が向けられ年々話題になっている感じがしますよね。
今では、そのコオロギも、食用として、パンやお菓子などにも含まれるとし、さらには醤油や味噌などの調味料にも利用されているほどです。
コオロギはその栄養価が高いことから、次世代のタンパク源として注目されていますが、メリットだけ見るのではなく、デメリットでもあるその危険性に目を向けている人も多いようです。
徳島県では、コオロギが学校給食にも出たことで話題になり、全国から疑問に思った保護者などからクレームや問い合わせが殺到したとのことです。
そのコオロギについて危惧されているのが「発がん性」とのこと。
Twitter上では、「コオロギの外骨格に発がん性がある」とのツイートが拡散されており、その出典元や文献、エビデンスが見当たらないことから、実際はどうなの?と疑問に思っている人も多いようです。
様々な情報から調べてみましたが、結論から書きますと…
『コオロギ自体に発がん性があるという科学的根拠は見当たりませんでした』
Twitter上では…
研究ではコオロギの外骨格に発がん性があり、免疫系を誘発する可能性があるという証拠が示されている。寄生虫は調査した昆虫農場 300 (100%) のうち 244 (81.33%) で検出された。91 (30.33%) 寄生虫は人間にとって潜在的に病原性があった。昆虫食を推し進める国連は💉同様、昆虫食のリスクも隠蔽です pic.twitter.com/nMycOQ8QVI
— Mali Eversteijn (@MaliEversteyn) August 25, 2022
研究ではコオロギの外骨格に発がん性があり、免疫系を誘発する可能性があるという証拠が示されている。寄生虫は調査した昆虫農場 300 (100%) のうち 244 (81.33%) で検出された。91 (30.33%) 寄生虫は人間にとって潜在的に病原性があった。昆虫食を推し進める国連は💉同様、昆虫食のリスクも隠蔽です
などと、陰謀論者とも言われるような人たちが、このような情報を拡散しているようです。
ちなみに情報を調べていったところ、この研究の証拠となる元のソースは見当たりませんでした。
コオロギに発がん性があると言われる理由
たしかにコオロギにはアレルギーを引き起こすなど危険性があるとも言われています。
お子さんを持つお家の親御さんなら心配になって当然かと思います。。
その中でも「コオロギの外骨格には発がん性がある」と言われるにはどんな理由があるのでしょう。
これについても情報を調べたところ…
コオロギや昆虫などの外骨格には「キチン質」と言う物質が含まれます。
キチン質という栄養素をご存じでしょうか。エビ、カニといった甲殻類に多く含まれる不水溶性食物繊維のことです。食物繊維といえば、腸内環境を整え、お腹を掃除してくれる栄養素です。
キチン質の具体的な役割を説明しますと、キチン質自体は人体に吸収されるのではなく、いらない成分を排出させる能力を持っています。例えば、悪玉コレステロールを低下させ、肥満、動脈硬化の予防、高脂血症の改善など、生活習慣病を改善する多くの作用が期待されます。
このキチン質を多く含む食材が、昆虫です。昆虫は骨の代わりに外骨格と呼ばれる表皮で覆われており、これがキチン質を含むものになります。また、昆虫がエビの味に似ているのも、このキチン質を多く含むからと言えます。
キチン質の過剰摂取による副作用は無いと言われていますが、消化されにくい成分なので摂りすぎには注意が必要です。水分を吸収する作用があるので、水分と一緒にお召し上がりください。
引用元:VERSEE
まとめると…
- 不溶性食物繊維
- 腸内環境を整える
- 悪玉コレステロールの低下
- 肥満、動脈硬化の予防
- 高脂血症の改善
- 過剰摂取は注意が必要
一見、身体に良さそうな文面ですが、この「キチン質」には少し危険性があるようです。
「キチン質」は昆虫などの外骨格以外にもカビの細胞壁を構成する物質になっているとのこと。
このキチン質は…
- 体内では比較的分解されにくい
- 動物が消化することは出来ない
- 同じ構成のカビ毒が発がん性のリスクがある
このカビ毒は、強い発がん性物質で、食べると肝臓障害や肝臓がんを引き起こします。しかも飼料中にアフラトキシンが含まれていると、それを食べた牛を経由して、牛乳にもアフラトキシンが含まれてしまい
ます。既知の天然物質中で最も強い発がん性や急性毒性を有していますし、加熱などの通常の調理方法では分解されません引用元:カビ毒から地球と人類を救うために|作田 庄平 教授|理工学部|バイオサイエンス学科
このような理由から、「コオロギ」→「外骨格」→「キチン質」→「発がん性」と関連付けられたのではないかと思います。
コオロギの発がん性は陰謀論?
結局のところ、コオロギの外骨格に発がん性があるのかというのは、明確な理由はありませんでした。
しかし、明確な理由もありませんでしたが、それがまた違うという根拠もありませんでした。
ですので、コオロギに発がん性があるかどうかというのは正確に言うと「現時点ではわからない」ということになります。
しかし、やはり人間なので意見は分かれるもの。
よく陰謀論者たちが、
- コロナワクチンによって免疫低下したところにコオロギの発がん性を関連付ける陰謀論
- 免疫力が低下したところにコオロギの発がん性によって「ガン利権」だとする陰謀論
- ワクチンとコオロギを合わせることによって人口削減とする陰謀論
昆虫食の真の目的 pic.twitter.com/AQbsqBKKBf
— BULLET (@nbe222) February 7, 2023
#拡散希望RT協力お願いします
内閣府がコオロギの注意喚起を
ひそかにしている。
広がれば、WEBの削除があり得るかもしれない。
魚拓推奨 pic.twitter.com/HH4P8qdwfk— tachikoma-musashi (@tachikoma_musas) February 13, 2023
そんな声も多く聞こえました。
コオロギと酸化グラフェンとの関係は?
コオロギの外骨格に発がん性がある噂は、嘘でもないし、本当かもわからないといったところですが、噂では「酸化グラフェン」との関係があるとする声も聞かれています。
コオロギは外骨格に発癌性。脚には酸化グラフェンとの同質性。またコオロギにmRNAを入れると指示された人工蛋白質を産生する。つまりコオロギは毒性を有し、高周波電磁波に感応して作用し、経口(食べる)ワクチンにもなる。人口削減には持ってこいの昆虫だが、あまりにも都合が良すぎる。ホントなの?
— 十樂令仁 Juuraku Reiji (@JuurakuN) February 4, 2023
厚み約1nm、シート長は数~数十ミクロンで高いアスペクト比・高表面積を持つナノ炭素材料
これだけ書いてもよくわからないと思いますが、いわゆるこの酸化グラフェンとは、新型コロナウイルスを吸着し、スパイクタンパク質を分解することがわかり、新型コロナウイルスに有効とされてきました。
その一方で、ワクチン開発をしたファイザーの元社員(研究員)が、酸化グラフェンは人体に有毒であり、人体に使用してはならない毒物だとも発表しています。
そんな中、コオロギを食べると体内で酸化グラフェンが生成されて、人間の身体がデバイス化するという情報もありました。
こちらのTwitter上の動画をご覧ください。
【コオロギ食は酸化グラフェン食】
これを観て点と点が線で繋がった。
なぜコオロギ食をやたら勧めるのか?
なぜNTTがコオロギ食市場に参入したのか?
なんと、コオロギを食べると体内で酸化グラフェンが生成されて、人間の身体がデバイス化となり電池化となる模様…
要は「食べるワクチン」だな😱💦 pic.twitter.com/ZSHRhDerdg— poppin coco (@PoppinCoco) February 3, 2023
コオロギの外骨格には発がん性があり免疫系を誘発するという情報もあり人口削減の一環ではないかと言う声もあります。
こちらの研究論文はグラフェンを生産するためにグラフェンの原料となり得る物質を探すというもの。
食品や農業廃棄物からグラフェンの合成を研究しているそうです。
研究の結果、ココナッツの殻とコオロギの脚がグラフェンの特性に似ていると判明したようです。
コオロギの脚には体内の物質と化合することで酸化グラフェンになるそうです。
実は酸化グラフェンは人体を電池化させると言われています。
併せて、NTTドコモのCMで綾瀬はるかさんが、6Gの時代へ向けてとして、酸化グラフェンを使ったシンクロ技術を開発したとの動画もありました。
コオロギ🦗(酸化グラフェン)を継続的に食べる事で、人間がスマホ📱化するいう事😱
人間をハッキングし意のままに操り管理したい
NTTがコオロギ食🦗に、6G研究の名目で参入している理由は、つまりそーいう事☝️#NTT #酸化グラフェン #コオロギ#昆虫食#拡散RT希望
pic.twitter.com/4ROxKW5CRk https://t.co/5HEolpzd2f
— みっちゃん🐸 (@0423Mitsu) February 3, 2023
これも陰謀論者に見られがちな拡散内容となっていますね。。
実際には、コオロギの発がん性物質の件も含めて、この酸化グラフェンも免疫系統に影響が出るのではないかと危惧されているとのことですが、これも本当のところどうなのかわかりません。
コオロギの外骨格に発がん性は?酸化グラフェンとの関係まとめ
いかがでしたでしょうか?
コオロギについては賛否両論ありますが、筆者個人的には今のところ食べないと思います。
というか、直感的に食べたくありません、、
イナゴなどは栄養価が高いとして先人の知恵として、それが食用として引き継がれてきた経歴があると思います。
今になって発がん性が疑われたり、免疫系統を脅かす酸化グラフェンとの関係性を危惧したりしている時点で、コオロギについては少し疑問に思い、慎重に判断したいと思っています。
筆者は陰謀論者ではありませんが、今回のコオロギの外骨格に発がん性があるということに関しては、現代の2人に1人が癌になる時代なので危惧していきたいと思っています。
同じくコオロギと酸化グラフェンとの関係についても、疑わしいと思ってる気持ちの方が強く、かつ、安全という証拠もなかなか受け入れれない部分もあるので、今の時点では遠慮しておく考えです。
そもそもコオロギが注目されるようになったのも、貴重なタンパク源になるとのことや、環境問題を考えてのことだそうですが、もしタンパク質に代わるものを食すのであれば、単純に野菜や日本古来の大豆などで摂取したいと考えています。
話が少し逸れてしまいましたが、コオロギの発がん性や酸化グラフェンとの関係性について少しでもお役に立てればと思います。
ここまで長文お読み頂きありがとうございました。
また新しい情報が入りましたら追記していきたいと思います。