
大食いフードファイターとして知られる菅原初代さんが、大腸がんで亡くなったニュースが入ってきました。
ご冥福をお祈り致します。
菅原初代さんは、まだ59歳と若く、最近まで「元祖!大食い王決定戦」や「水曜日のダウンタウン」などに出演されていたと思っていましたが、早すぎる死に視聴者からも悲しみの声が届いています。
そんな菅原初代さんの死因は大腸がんとのことですが、やはり気になるのはその「大食い」との関係性。
菅原初代さんは、過去に摂食障害も患っており、その関係もまた気になるところです。
そんな菅原初代さんの死因の大腸がんと大食いや摂食障害との関係性を調べてみました。
目次
菅原初代の死因・大腸がんと大食いの関係は
菅原初代さんは「元祖!大食い王決定戦」の第三世代として「魔女菅原」の呼び名で一躍有名になりました。
2016年には大食い世界一決定戦日本代表になるほど、「大食い」と言えば菅原初代さんという名が知られるほどでした。
そんな菅原初代さんが、2023年3月9日に大腸がんによって亡くなっていたことがわかりました。
菅原初代さんはまだ59歳と若くしての突然の訃報に悲しみの声が隠せません。
そんな菅原初代さんの死因が大腸がんということでしたが、ネット上でも
「大食いが関係していたのでは?」
と噂になっていましたので、「大腸がん」と「大食い」との関係性を調べてみました。
まず大腸がんの情報として…
- 女性の死亡数1位(2019年)
- 欧米化した食生活が原因になることが多い
- 肥満でリスクが上昇
- 喫煙・飲酒でもリスクが上がる
- 座りっぱなしも原因のひとつ
- 遺伝的要因もリスクが上がる
チェックリストとして
- 40歳以上である
- 肥満である
- 喫煙者
- お酒を毎日1合以上飲む
- 運動をほとんどしない
- 肉類が好きで野菜をあまり食べない
- 便秘気味
- 睡眠不足
- 不規則な生活
- 日常的にストレスを受けることが多い
- 家族に大腸がん(家族性大腸ポリポーシス)になった人がいる
- 大腸ポリープができやすい
などが挙げられます。
まずこの大腸がんの情報と菅原初代さん情報を照らし合わせてみると…
- 40歳以上
- 肉類が多い
- 日常的にストレス
- 不規則な生活
などが当てはまるかと思います。
菅原初代の大食いはジャンキーなものが多い
菅原初代さんは大食いであるため、テレビ番組でも見ての通り、かなりジャンキーなものを食べている印象です。
『大食いである=欧米化した食事が多い』とも言えるのではないでしょうか。
大腸がんのリスクとして考えられる「大食い」ですが、その欧米化した食事の何がいけないかというと、腸内環境に負担がかかると言われています。
これまでの日本人はご飯と魚、豆腐などのたんぱく質、野菜が中心の和食を主としており、豊富な食物繊維のおかげで良好な腸内環境を保っていました。
引用元:Vitamina
日本人は元々和食が多く、魚などが多い食生活でしたが、戦後、欧米化が進み、
- 魚よりも肉類
- 米よりも小麦(パン)
- 植物性よりも動物性
そんな食生活に変化していき、腸内環境が変化していったと言われています。
その過程で、腸内の消化や吸収を助ける動きをする腸内細菌よりも、癌などの有害物質をつくる腸内細菌が多くなっている人が増加傾向だと言います。
腸内環境の変化で、発ガン性物質が発生しやすくなっており、食物繊維の不足によって有害物質や便の通過速度が遅くなったりすることで、大腸がんになるリスクが上がったと考えられています。
こうして見ると、菅原初代さんの大腸がんになった要因として「大食い」というのは否めない感じはありますよね。
しかし、他の大食いファイターのギャル曽根さんやジャイアント白田さんなどは、病気になっていません。
まだ、年齢的なこともあり、腸内環境への負担が少ないのかもしれませんが、今後、菅原初代さんの例もあるので気をつけた方が良いかもしれませんね。
菅原初代の大食いは食べ方が極端
また、菅原初代さんについて、大食いもそうですが、実はその食べ方も要因のひとつとなっていたかもしれません。
菅原初代さんは大食いにも関わらず、基本的に1日1食という食生活なんだそう。
これは意外ですね。
「今は、基本的に1日1食生活。私は、食事と食事の間隔があいても、我慢できないほど空腹にはならないし、とことんお腹が空いてからドカッと食べたいんですよ。昼はまだ身体が活動している最中なので、食べると活動のパワーが落ちるような気がしちゃって。だから、軽くお菓子やパンを摘まんだりする程度ですね。それで、夜7時くらいに空腹がピークに達してから一気に食べるという感じです」
引用元:Number WEB
パン職人をしていた菅原初代さんは、その仕事柄、早起きして、この食生活をしていたと言いますが、それもこの1日1食は10代の頃から続けていたそうです。
大食いなのに1日1食…と思われがちですが、
- お菓子やパンをつまむ
- 夜7時くらいに一気に食べる
と書いている通り、この生活を続けていたということは、もしかしたら、見えない大腸の部分に負担がかかっていたかもしれませんね。
小麦はグルテンの関係で、胃腸に負担がかかると言いますし、1日の栄養を夜だけで摂るのはバランスが偏っていたのでは?と考えてしまいます。
結果的に、大腸がんとこの食生活の関係性は因果関係はわかりませんが、長年続けてきた食生活なのであれば関係してないとは言いにくいかもしれませんね。
菅原初代の死因・大腸がんと摂食障害の関係
菅原初代さんが大腸がんで亡くなってしまいましたが、過去には摂食障害を患っていたという噂もあります。
それもそのはず、テレビなどで菅原初代さんを見たことがある人はわかるかもしれませんが、菅原初代さんはとてもスリムで、どちらかというと細身な体型をしています。
誰しも菅原初代さんを見て…
「なぜあんなに食べて太らない?」
と思ったことはあると思います。
実は菅原初代さんが摂食障害ということは正確にはわかっておりませんが、そもそも摂食障害とは…
身体に異常がないにもかかわらず、食事がとれない状態になる症状、一般でいう「拒食症」と、食欲のコントロールが出来なくなり、食べ過ぎてしま症状の「過食症」が、重なった病気のこと。
本人に自覚症状がないことが多く、病院に行く人は少ない。
つまり、菅原初代さんも痩せ型で大食い、食欲を自分でコントロール出来ず食べすぎている「過食症」だったと推測されます。
結果的に見てみると、菅原初代さんの死因でもある大腸がんと「大食い」の関係性から、この摂食障害によって、必要以上の過度な栄養分が胃腸に負担をかけていた可能性は高いのではないでしょうか。
菅原初代さんが患っていたこの摂食障害も、直接的に大腸がんとの関係性は因果関係はわかりませんが、長い年月、繰り返してきた食生活は、身体に大きく影響したのではないかと推測されます。
また菅原初代さんの死因の大腸がんですが、少し余談として…
2人に1人が「がん」になると言われている時代ですが、「がん」は漢字で「癌」と書きます。
つまり「病垂れに口が3つ、山ほど」という意味だそうです。
これは「食べ過ぎ」=「大食い」ががんになるよ、という意味だというのを聞いたことがあります。
菅原初代さんの職業柄、大食いというのは仕方なかったかもしれませんが、大腸がんと食事が繋がってくることは漢字が表していたのを考えると今後も気をつけていかないとと教訓になりました。
菅原初代の死因・大腸がんと大食い・摂食障害の関係まとめ
いかがでしたでしょうか?
菅原初代さんの大食いっぷりは見ていて気持ちが良かったですよね。
「絶対に負けない」「根性で乗り切る」など、その精神面でも、何だか勇気をもらう映像を何回も見た印象があります。
今回の菅原初代さんの訃報は残念なことですが、食事、特に大食いファイターは、大食い出来るとしても必ず胃腸には負担がかかっているはずなので、今回の菅原初代さんの実例を教訓に是非食生活には気を付けてほしいなと思います。
これは私達一般人にも言えることなので、今は2人に1人が癌になると言われていますので大食いには気を付けていきたいと思います。
菅原初代さんのご冥福をお祈りして締めくくりとさせて頂きます。
最後までお読み頂きありがとうございました。