GACKTの神経系疾患はてんかんか多発性硬化症か?現在の進行状況は?

2021年9月7日に神経系の疾患で無期限活動休止を発表していたアーティストのGACKTさん。
その後、2022年5月に復帰の意向を示していました。
そんなGACKTさんですが、いったいどんな病気だったのでしょう?
また現在の病状はどうなっているのでしょう?
最新情報を調べてみました。

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GACKTの神経系疾患とは?

2021年8月6日、GACKTは仕事先のキプロスから帰国後、体調不良を訴え、
その後様態が急変し、一時は命の危険にもさらされた状態になりました。

原因は幼少期からの神経系疾患と言われています。
体調悪化は数週間続き、いっときより体重が10キロ程も落ちたと言います。

さらに、重度の発声障害を併発し、医師からは「声の発する仕事の続行は不可能」とまで言われたそうです。
その経緯から活動休止の意向へ至ったと言われています。

アーティスト(歌手)の命でもある声が出なくなることを考えたら相当辛いでは済まされないくらいの気持ちだったと思います。

発声障害を発症したアーティスト
ちなみに発声障害を発症したことのある歌手は何人かいて
ゴールデンボンバーのボーカルである鬼龍院翔さんや
コブクロの小渕健太郎さんなどは
発声時頸部ジストニア(痙攣性発声障害)を発症したことがあるそうです。

いずれも痙攣性なので継続的に声を出すことを仕事にしていると発症する方もいるそうですが、GACKTさんの場合、神経系疾患からの併発なので原因が違うことがわかります。

急な体調不良でしたので、ファンからも当然心配の声が挙がっていました。
ファンを心配させないように、間違った情報が拡散されないために「幼少期からの疾患」ということを公表したと考えられます。
そんなGACKTさんの疾患はなんなのでしょう?可能性が3つ挙げられていました。

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GACKTの疾患は「てんかん」?

幼少期からの症状で言えば、「てんかん」が考えられるとのこと。

てんかんとは慢性の神経系疾患で神経が興奮することで起こります。
突然発症し意識障害や運動・感覚異常が見られ、その発作時には発声障害にも影響すると言われています。

幼少期からの持病であれば、これまで音楽活動を続けている中でも、症状と戦いながら継続されてきたということですよね。
そんな状態であることは微塵も感じさせない素晴らしいアーティストと言えますね。

GACKTの疾患は「多発性硬化症」?

もうひとつの可能性でもある神経系疾患は「多発性硬化症」ではないかと言われています。

多発性硬化症は、手足の痺れやふらつき、目が見えにくいなどの症状が出て、再発を繰り返すことで症状が悪化していくと言われているものです。
30代前後に発症する人が多いそうですが、10代でも発症するケースもあるとのこと。

ちなみに16歳以下で発症した多発性硬化症の2次進行型への転換期は約28年後の41歳だそうです。
GACKTさんは2022年現在49歳
タイミング的にも症状的にも合致している部分が多いと考えられます。

さらに多発性硬化症は声が大きくなったりイントネーションがうまく出来なくなったりする言語障害も併発する可能性があるそうです。
GACKTさんが患っている疾患が、年齢を重ねるにつれて病状が悪化する多発性硬化症であれば、状態の進行ぐらいから見ても可能性が高いと言えますね。

GACKTの疾患は「重症筋無力症」?

もうひとつ考えられるのが「重症筋無力症」と言われています。

重症筋無力症も原因が不明の難病疾患です。
10代以下に発症する人も多く、30~50代でピークを迎えるそうです。
病態は、まぶたが上がらなくなる眼筋型と、徐々に全身の筋肉に力が入らなくなる全身型の2種類があるそうです。

この全身型の場合、呼吸をする際に筋肉が弱ることで窒息してしまう可能性もあるそうで、
GACKTさんの発声障害は、発生するための筋肉が弱くなったから?との可能性も考えられます。
また重症化すると人工呼吸器が必要になる場合もあると言います。

GACKTの現在の状況は?

2022年5月16日、GACKTさんの公式サイトより活動再開のお知らせが発表されました。

GACKTの病状経過と活動再開につきまして日本のエージェント事務所として御報告致します。
尚、病状詳細につきましては医療機関より報告されております通りでございます。

ファンの皆様ならびに関係者の皆様には大変ご心配をお掛けしましたが、
これまでの海外での療養に加えて日本でも治療を開始している事もありGACKTは順調に回復し体力も戻ってきており、エージェント事務所としましては当該医療機関の主治医ならびにGACKT本人と協議を行った上で
病状の回復状況に合わせて年内に芸能活動を徐々に再開させて参ります。

(中略)

GACKT本人は日常生活に支障がないくらいに回復しており、徐々に仕事への復帰をしてまいります。

GACKT日本エージェント事務所

活動休止発表からおよそ7ヶ月ぶりのメッセージでした。
2022年には活動再開の目処を立たせるとのこと。
発表があったことでファンも一安心ではなかったでしょうか。

医療機関からの報告とは、GACKTさんの治療を担当した
九州再生医療センター、医療法人香華会、朱セルクリニックからの情報です。

まとめると以下の通りです。

  • 自己免疫の異常による免疫低下に伴う肝機能障害ならびに呼吸機能低下
  • 免疫低下による全身皮膚炎及び脱毛症
  • 上記に伴う発熱及び疼痛、並びに声帯機能の低下

アーティストなので重度の発声障害というところばかりに注目が集まりましたが、全身の皮膚炎や脱毛まで発症していたとは驚きです。
世間が思ってるよりも重い状態だったと推測されます。

また、GACKTさんに対し、精密検査と治療を行ってきたが、
発声障害については回復してきたとのことで歌手としての命でもある声は大丈夫ということで一安心ですね。

しかし、残念ながら神経系疾患による免疫不全においての皮膚炎や脱毛は進行しているとのこと。
GACKTさん自身の細胞を使った幹細胞治療とリハビリを行っているとのことです。

本人が一番辛いと思いますが、まずは活動できる状態になっただけでも嬉しいお知らせでしたね。

GACKTさんの公式Twitterでは、オンラインで繋がれるサービスの提供や、クラブハウスでの配信も行っていたり、細々ながらも活動している様子が伺えます。

まだメディアに出る回数も増えてはいないようですが、
「翔んで埼玉」続編の撮影が2022年中に行われるとのこと。

改めてGACKTさんの姿を見れるのが楽しみですね。

GACKTの神経系疾患は何?現在の進行状況まとめ

いかがでしたでしょうか?
マレーシアに豪邸を建てたこともあるGACKTさん。
その活動は勢力的でしたが、その裏には見えない病と闘っている姿があったのですね。

まとめとして

  • GACKTの活動休止の原因は幼少期からの神経系疾患
  • GACKTの神経系疾患の病名は「てんかん」「多発性硬化症」「重症筋無力症」のどれかの可能性が高い
  • GACKTの2022年現在の状況は発声障害は回復傾向だが他の症状は進行している

少しでも状態が緩和して1日でも早く元気な姿を見せてくれるのを祈るばかりです。
これからもエネルギッシュなGACKTさんに注目していきましょう。
また新しい情報が入りましたら追記していきますね。

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